*** 音楽グッズ通販|ファゴット ***

ファゴット(伊: fagotto)は、木管楽器の一つで、オーボエと同様に上下に組み合わされた2枚のリードによって音を出すダブルリード式である(複簧管楽器)。低音部を担当する。英語に従い、バスーン、またはバズーンともいう。実音で記譜される。

音域は中央ハの2オクターブ下のハのすぐ下の変ロから3オクターブ強から4オクターブ弱に及ぶ。特に最高音域はリードを噛むなどの多少特殊な奏法が要求される。

マーラーなどの楽曲に於いて、最低音の半音下のイ音が要求される事があり、対処として1オクターブ上のイ音を演奏する他に、延長管をベルに取り付けて音域を下に広げる事もある。また、イ音が演奏できる長いベルジョイントと交換できるものもある。

近代に入り奏法や運指、リードや楽器自体の発展により演奏可能な音域が高音に広がっており、それに伴い楽曲内でもその音域を活用する動きが見られる。

多少鼻の詰まったような「ポー」という音がするのが特徴であり、長い音程間での跳躍する動きや、おどけたような表現を得意としている。また、ダブルリード楽器の一般的特徴に漏れず、高音域になるにつれて音が小さくなり、逆に低音域では音が大きくなる傾向を持つ。

両手の指ですべての音孔を押さえるために、管を折り曲げてある。その様が薪の束(fagotto)のようであるところからイタリア語ではファゴットと名付けられた。音孔を押さえるための工夫はそれだけでなく、音孔部の管壁を厚くして、孔を斜めに開け、指が届きやすいようになっている。現在の楽器では、キー装置が発達したため、伝統的な音色を失わない程度に合理的な位置に穴を開け、キー装置をもって指の届かない孔の開閉を行っている。しかしそのためキーの数がかなり多くなり、奏者は大変な苦労をせざるを得なくなっている。

演奏時にはストラップを用い、楽器を斜めに構えて吹く。

ストラップは肩から掛けるもの、首から掛けるもの、襷状のもの、尻で敷いて楽器の底部に引っ掛けるもの(シートストラップ)などがある。